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マグリットday@ブリュッセル [白墺旅行・2005]

この日は1日、マグリットの為にとってある。
午前はマグリットの写真展@パレ・デ・ボザール、午後はマグリット美術館再訪。

2005年はベルギー建国175周年ということもあり、記念イベントが目白押し。
(詳細は、http://www.belgium-travel.jp/event/175/event.htmで。)

なのに、たった3日程度の日程ではつまみ食いが精一杯。
ムール好きならば「ムール貝の謎」展@自然科学博物館は外せないはずなんだけど、
言葉の壁、会場立地等を踏まえて、写真展と同じぱれでぼで開催されていた
「奇想天外なベルギー」展を写真展の前に観る事に。


■ 「奇想天外なベルギー」展
しかしなんとボリュームのある展覧会であったことか・・・。
量が多い上に順路がわかり難く、どこまで見てどこを見てないのかわからなくなり、
非常にくたびれはててしまった。おまけに、見残しもあった模様・・・。
(ベルギー観光局サイトに写真が掲載されていた作品を観た覚えが無い・・・。)
が、こちらの展覧会にもマグリットの絵が展示されてたのは予想外の収穫。


■ 「マグリットと写真」展
マグリットを撮った写真、マグリットが撮った写真等々が並べらてたけど、
印象に残ってるのは、濃いグリーンぽい色合いの壁に写真がかかっている風景と、
建物の外に掲示されていたポスター(旗?)の写真のマグリットの表情。
(何の為に行ったの?なんて突っ込まないで下さい・・・。)


上の写真は一応肖像権考慮して修正入れましたので、マグリットの驚いた表情を
ご覧になりたい方はこちらの展覧会図録↓でどうぞ。
ブリュッセルでは仏語版しか売ってなかったと思うのですが、英語版が出来た様です。

Magritte And Photography

Magritte And Photography

  • 作者: Patrick Roegiers
  • 出版社: Lund Humphries Pub Ltd
  • 発売日: 2006/04/30
  • メディア: ハードカバー


 
Magritte and Photography

Magritte and Photography

  • 作者: Patrick Roegiers
  • 出版社: Distributed Art Pub Inc (Dap)
  • 発売日: 2005/12/05
  • メディア: ハードカバー

この2冊の違いがイマイチわかりませんが・・・。

ちなみにこの展覧会、今年の春にパリに巡回し、同時に作品の方の展覧会も開催されてた。
ならばパリに行った方が一粒で二度三度美味しかったのではないのか・・・と悩める今日この頃。
(今年も暴走しそうになったけど、危ないところで踏み止まった。)


■ マグリット美術館
美術館については、に書いたのでさらっと流すとして・・・。
前回いい写真が撮れなかったので今回こそは、と意気込んだのに玉砕・・・。修行が足りず。
それでも、この3年来、ずーっと気になって仕方なかった、94番トラムの終点が2つある謎、
理由はわからぬままに終わったけど、両方とも停留所として機能しているのがわかっただけでも
満足。
 
Jette墓地脇の折り返しの停留所   


折り返しの1つ手前、JULES LAHAYE 通りの停留所


帰りはメトロのBOCKSTAEL駅からのルートを確認しようと思ったのだけど、
オフィシャルサイトの地図では曲がるべきポイントがわからず、
本来の場所よりかなり手前で曲がってしまい、迷子に。
海外でめったに遭遇出来ないにゃんこに遭遇し、あほの様に連写したりしつつ、
 

18番・Woesteの停留所に到着。この周辺はお店もちらほらあって、やや賑やかな感じ。
ここにマグリット美術館への案内板があるところをみると、
あながちルートを間違ったというわけではないのかも。でも目印とか無さげで、
他のルートの方がよさげ。
 

ちなみに美術館の先をまっすぐ行ったつきあたりにはバス停(49番・Loyaute)もあった。
バスで来るのが一番近いじゃないか・・・。


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バケツムール@シェ・レオン [白墺旅行・2005]

春にベルギーに来たらそりゃなんたって白アスパラガス!に決まってるけど、
日本ではお上品に盛られたムールがほとんどなので、現地に来たからには
バケツムールも欠かせない。

ムールを食したい一心で、久々に訪れたブルージュを早々に立ち、
ブリュッセルのイロ・サクレ地区へ。
美味しいもの食べるなら地元の人で賑わう店に行った方がよいのは
わかっていたけれど、そもそもがブリュッセルでろくに外食経験がないので、
ここはやはりまず定番をおさえておきたいと思い、定番中の定番である、
“Chez Leon(シェ・レオン)"へ。
http://www.chezleon.be/index.asp?intro




やはり観光客が多いせいか、結構フランクな感じで一人でも入りやすい。
旬の白アスパラガスがメニューに見当たらなかったのにはがっかりしたが、
バケツムールが食べられれば充分(、と、自分に言い聞かせる)。

色んな味付けのムールがメニューに並ぶ中、スペシャルだとかいうのが
あったので、頼んでみた。
バターも入ってた様だけど、シンプルな味わいだった。バケツ堪能。

1杯目のビール(上の写真↑)は、店名に同じ“La Leon”。
2杯目のビールは、“Brugs”(下の写真↓)。
折角呑んだのに味が記憶から飛んでしまったけど、
どちらも軽めで呑みやすかった様な・・・気がする。
ムール貝+ビール2種でしめて3475円也。




こういうDISPLAYを見るとそそられるけど、イロ・サクレにはぼったくり系も多いらしいので
気軽には飛び込めない・・・。



帰りにグラン・プラス近くで。ベルギー名物組合せ。


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「聖血の行列」@ブルージュ [白墺旅行・2005]

10時オープンにも関わらず、王立美術館到着が11時で出発が12時過ぎ。
古代部門と近代部門あわせて相当なボリュームを誇るこの美術館の
滞在時間が1時間強など、あるまじき行為である。(でも観るべきものは観た。)

お昼ご飯など食べている暇はないので、中央駅構内でフリッツを買う。
実は付け合せ以外でフリッツ買うの初めて。
あまりの発音の悪さに指差ししてやっと注文完了・・・。(悲しい・・・。)
早速ほかほかを・・・といきたいところだが、ブルージュ行きの列車内で食す。
フリッツだけだと味がないくらい淡白なのに、マヨネーズをつけると
これがまた絶妙にあう。もの凄く美味!とまではいかなくとも、なかなかいけた。
が、フリッツのみなのに完食ならず・・・(ボリュームが・・・)。


7年ぶり(長っ!)のブルージュなのに日帰りとは勿体無い限りだけど、
ラッキーなことにベルギー滞在が「聖血の行列」がある日にあたっていたので、
折角ならばと足を運んだ次第。

日本のお祭りなんかだと場所取りやらなんやらで大変なので、
果たして開始直前に行って見物場所を確保出来るのかどうか心配だったし、
有料席のチケットなんて買い方もわからないし買う暇も無いけれど、
兎にも角にも行ってみた。
ら、結構簡単に救世主大聖堂前の沿道の柵裏GET。

ちなみに「聖血の行列」とは、フランドル伯が十字軍遠征の際に
キリストの「聖血」を持ちかえったとされるエピソードにちなみ、
「聖血」と共にブルージュの町をパレードするお祭りで、
キリスト昇天祭の日に行われる。
(この日はベルギーの祝祭日なので、鉄道もウィークエンド料金でお得だった。)

聖堂前を最初の行列が通ったのが15時15分過ぎ、
最後の行列が通り過ぎたのが16時半過ぎだったので、
1時間半程立ち見だったわけだけど、観ていて飽きないのでそんなに苦にならず。

山車や仮装で、キリスト教のエピソードが時系列に展開されていく。
近くの貴賓席らしきものの前では寸劇も披露されていた。


かわいらしくて、ほほえましい。



やはりキリスト教には羊が欠かせない?



駱駝も登場。やはり聖地あたりでの乗り物は駱駝?



結構立派な山車。普段どうしてるんだろう。都度、作成→解体なんだろうか。



ずーっと十字架背負ってパレードなんだろうか。大変そうだ・・・。



お馬さんの落としモノ後始末中。
役割がそれ専門なのかどうか不明だけど、おどけた様子が楽しい。
言葉がわからずとも、笑いのツボは同じなんだと思えて結構嬉しい。



この「聖血の行列」、歴史も宗教もろくに知らないのに、この行列が中世から連綿と
受け継がれてきたのかと思うと妙にしみじみ感じ入ってしまった。

「聖血の行列」について、詳しくはこちらをどうぞ↓
・ベルギー観光局ブログ
http://www.belgium-travel.jp/bweblog/archives/2006/03/post_83.html
・公式サイト
http://www.holyblood.com/NL/00.asp


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ベルギー王立美術館展がやってくる [白墺旅行・2005]

今秋から来春(夏)にかけて東京・長崎・大阪をベルギー王立美術館展が巡回する。
ベルギー王立美術館は、フランスやイギリスの美術館に比べるとなじみが薄いのだけど、
古典部門と近代部門を持ち、フランドル絵画からシュールレアリスムまで、
錚々たるコレクションを持つ美術館だったりする。
でもまさか日本に来てくれるとは思ってもみなかったので、驚くやら嬉しいやら・・・!!

そしてまたマグリットの「光の帝国」が日本にお目見えするなんて思いもしなかったので感慨もひとしお。
ブリューゲル・パパは残念ながらお気に入りの「反逆天使たちの墜落」は来ないようだけど、
「イカロスの墜落」が来るなら十分でせう!
東京会場だけでは飽き足らず、大阪と長崎まで追ってしまいそうで怖い。

2006年9月12日(火)~12月10日(日)
国立西洋美術館 @ 東京都
http://www.nmwa.go.jp/index-j.html

2007年1月6日(土)~3月25日(日)
長崎県美術館 @ 長崎県
http://www.nagasaki-museum.jp/

7年4月7日(土)~6月24日(日)
国立国際美術館 @ 大阪府
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html


詳細はこちらの公式サイトからどうぞ。
http://event.yomiuri.co.jp/royal/

ブリューゲル・パパは流石に著作権切れてるでしょうが、
このチラシのっけんのも、問題あるんでしょうかね。どうなんすかね。


 

しかしブリュッセルの王立美術館といえば、2003年に訪ねた際、閉館時間前だったにも関わらず、
“CLOSED!”と門前払いをくって泣きをみたのも記憶に新しい(←粘着気質)。
このせいで「ブリュッセルに行く度に王立美術館に行ってるんだ~」と自己満足出来なくなったという
しょぼい理由で落ち込むへたれ。ほんとくだらんです。世話ないったら。

そして気を取り直して2005年に訪れたものの、午後からブルージュで「聖血の行列」を観る為、
午前中のみという、そんな短時間で何見るんだ状態。しかも寝坊。
当然、特別企画の「ベルギーのロマンチシスム」展 もすっ飛ばす・・・。折角やってんのに。



記憶は朧だけど、マグリットとジョルジェットの部屋とは別のスペースにも
マグリット作品が展示されてた様な。こんな感じ↓で。
(※肝心の作品にぼかしいれてるのは、ちゃーりーが著作権にうるさいからです。
  雰囲気だけ読みとって下さい・・・すみません・・・。)
 


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飛び込みで晩御飯 [白墺旅行・2005]

・・・なんてタイトルを書くと大袈裟だが、
ウィーンでの乗り継ぎの際、(しなくてよいのに)リコンファームでもしとこっかな~と
無駄に張り切って言葉の壁に撃沈した身には、通りすがりのお店に入って
食事するなんてたいそう度胸のいることである。

なので、醍醐味にかけるとは思いつつも、ガイドブックを参考にすることが多い。
泊まったホテルの近くにも、ガイドブックに掲載されてた“Rouge Tomate”が
よさげだったので、到着初日のご飯はそこで食べようと決めていた。
で、ホテルへの道中、タクシーでその店の前を通った、のに。店に辿り着かず・・・。
ホテルのすぐ近くなのに??

困ったところに、とある店のメニューに「アスパラガス」の文字が。
おお!アスパラだ!と勇気を振り絞って店に入るも、断られる。
人種差別とかじゃなくて、満員だったせいだと思おう・・・。
(被害妄想大。言葉が出来なくて悪かった様な良かった様な・・・?)

ホテルの周辺をうろうろするが、なかなか店がない。
他に選択肢がなかったので、真っ赤な壁のお店のドアをこわごわ押してみる。
かなり照明を落としてあり、どんなお店か感じがつかめず緊張。

・・・あり?メニューにビールがない・・・。ベルギーなのに?!

しかも(というか、たいそう当たり前なのだが)、メニューは仏語オンリー。
ガイドブックも辞書も持たずに来てしまったので、つるっつるの脳みそを振り絞り、
見覚えのある単語がないか、文字通り(細い)目を皿の様にしてメニューの文字を追い続けた。

結果。
白アスパラがない・・・。春なのに・・・。涙。
海老発見・・・。感涙。
見つけたっていったって、食材に海老の名前があっただけで、
どんな料理かなんてわかりはしない。腹をくくって海老を頼む。

メニューにないったって、ベルギーに来てビールが呑めないなんて我慢ならんので
お店の人にビールがないか訊くと、3~4つ程の銘柄を挙げてくれたので、
聴き取れた中から、レフを注文。

更にバゲットはいるかと訊かれ、何を訊かれてるのかと一瞬ぱにくった後、
・・・パンのことだと認識出来、お願いする。

そうやってありつけた晩御飯が、これ。

海老の串焼きに玉葱とソース(辛目だったかな?)がかかってて、サラダが添えてある。
メインの海老はやや焦げ焦げな風味が香ばしさを醸し出し、そのシンプルな香ばしさが印象に残る、
結構いけるお味だった。
玉葱の苦味がちょっと辛かった(生の玉葱の苦味が苦手。)ので、同じくつけ合せの
マッシュポテトっぽいサラダのマヨネーズ系の甘味で中和。


お店を出た時はもう暗くて小雨が降っていたので、後日明るい時に再度店の前まで行ってみた。
エスニック系のお店っぽい・・・。(だから白アスパラがなかったのか・・・。)

ちなみにお店の名前は、“La Petite Metisse”。
普段なら、絶対びびってこんなお店入らない。
いい経験出来てよかったなぁ、なんて思ったり。
(へたれは、ご飯一つで大騒ぎ・・・。)


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2年ぶりのベルギー@白墺旅行 [白墺旅行・2005]

2005年春。
周囲からけしかけられても、「お金ないから行きたくてもいけないよ・・・」と言っていた、のに。
仕事がらみでぶちぃーんと切れてしまい、2週間でGWの旅行を手配。
そして借金生活に結婚指輪をはめられる・・・。

とはいえ、5度目の海外旅行にして初めて海外旅行の楽しさというものを満喫出来た。
これは個人的にかなり嬉しいことだった。例えいまだに借金に追われてても、その甲斐ありだ。
6泊8日でブリュッセル&ウィーン、かなり欲張った。

旅のきっかけは仕事でも、旅の目的はもちろんマグリットメイン。
そしてもう1つのお楽しみは・・・白アスパラ!
春にベルギーに来れるなんて思ってもなかったので(いつも安い1~3月だった)、
気合(だけは)入りまくり。


オーストリア航空でベルギー入り。
いつの間にか、空港が妙に近代的になってる!
  

トヨタに出迎えられるとは思わなんだ。



到着時はまだ明るかったが、びびりなのとスーツケースがあったのとでタクシーに。
ホテルは、ルイーズ広場から南に下った、Beau Site Hotel Brussels
市内中心部からはちょっと離れてるけど、94番トラムで王立美術館にもマグリット美術館にも
乗換無しの1本で行けるのがなんたって便利。

Small Single Room で予約したので、狭い部屋かと思いきや、ベット2つにバスタブ、ミニバー付。
グレードアップしてもらったんだろうか?ラッキー。が、結局バスタブもミニバーも使わず仕舞い・・・。
なんて勿体無い。

 


朝食はこんな感じ。ゆで卵なんかもあって、食べ物、飲み物を自分で選べたので結構いい方かも。
 
 


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