ぱれたん&むら田@府中市美術館がミュージアム・キャラクター人気投票で2位獲得 [アート]
すっかりご報告が遅くなってしまいましたが、前回ご紹介した
<ミュージアム・キャラクター 人気投票>、
8月下旬に結果発表&表彰ページが出来ていました。
http://www.museum.or.jp/museum-chara/
後半ぶっちぎりだった、利長くん@高岡市立博物館に届かず、
我らがぱれたん&むら田@府中市美術館は惜しくも2位でした。
が、4位からここまで追い上げられたのも、
応援して下さった皆さんのおかげだと思います。
有難うございました。
(・・・て、関係者でもなんでもないのになんですが。)
そして3位内に入れたおかげで、
ぱれたん&むら田の新たな情報をGET出来たのが嬉しい。
それにしてもむら田の予想に反するキャラ設定には驚かされた。
勝手にダーク役扱いしてて申し訳ない限り。
相変わらず、府中市美術館の人の演出は流石というか、
いい仕事してらっしゃる・・・。
しかしなぜか、府中市美術館のサイトでは
そのことに触れられていなかった。・・・??
また、利長くんのところの学芸員さんの謙虚なコメントを読んで、
その謙虚さに感心すると同時に勝手にライバル視して
熱くなっていたので自分をちょっと反省。
さて、そんな府中市美術館では、
「府中市美術館開館10周年記念展
バルビゾンから贈りもの~至高なる風景の輝き」
を2010年9月17日(金)~11月23日(火・祝)で開催中。
昨年の「市制施行55周年記念
ターナーから印象派へ 光の中の自然」
も意外に楽しめたので、今回も足を運んでみなくては。
ミュージアム・キャラクター 人気投票 [アート]
もう〆切間近なのですが(7/31迄)、インターネットミュージアムというサイトで、
<ミュージアム・キャラクター 人気投票>という企画を開催中です。
http://www.museum.or.jp/museum-chara/
こんなにキャラクターをつくっている館が多いなんて知りませんでしたが、
どれも美術館・博物館キャラクターながら、
芸術性やデザインよりも親近感重視といったゆるキャラが目立つのが面白いです。
(偉そうにすみません・・・。)
そして、そのゆるさとニヒルさの妙なギャップが堪らない、
府中市美術館のぱれたん&むら田
もエントリーしているのですが
35エントリー中4位と苦戦しています。
是非応援をお願い致します!
or
お好きなゆるキャラを探してみて下さい。
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・・・なんて普通に記事書いてみましたが、実はパソコンが壊れてしまい、
なかなか記事が書けずにいます。
演出が素晴らしい「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」展@川村記念美術館、
予想外に素晴らしいラインナップだった「細川家の至宝 -珠玉の永青文庫コレクション-」展@東京国立博物館、
屏風の楽しみ方を教えてくれた「屏風の世界—その変遷と展開」@出光美術館、
等々、記事を書きたい展覧会は多数あったのですが、
代替機は年代ものでネット使うだけでも相当な重さなもので。すみません。
いやまあ、もともとろくに記事書いてなかったんだから
たいして変わらないといわれればそれまでなんですが、はい。
このご時勢、(さくさく動く)パソコンないと辛すぎます・・・。
美術館でクリスマス・2009@国立西洋美術館 [アート]
Museum X’mas in 国立西洋美術館
美術館でクリスマス
http://www.nmwa.go.jp/jp/events/christmas-program.html
毎年恒例になってきた、国立西洋美術館でのクリスマス・イルミネーション。
庭は出入り自由なので気軽に楽しめる。
So-netのphotoの方から直接画像が取り込める様になって便利~ってんで、
アルバム掲載写真全部転載。
アルバムのリンク貼れば早いけど、ブログの記事にしとけば
ちまちまクリックしなくて済むので楽でしょう、ってことで。
まあそのまんまもなんなので、未掲載写真も気持ち追加。
■ オーナメント・・・つか
顔が出ないからいいかと載せてはみたが、重心が安定した体型を披露してよかったのかどうか。
■ ヴィルヘルム・ハンマースホイ展開催中
なんともいい感じに翳りのあるグレートーンな色彩も、ライトアップで温かみのあるセピア系に。
これはこれで味わい深いかも。
てなことで。
- ガーデン・イルミネーションは2009年1月4日(日)迄の19時迄(1/2を除く金曜は20時迄)。
クリスマス・ツリーは12月27日(土)迄。 - ちなみに、12月 5日(金)~12月 7日(日)と12月12日(金)~12月14日(日)の間は、
各日先着30名はツリーにオーナメントをデコレーション出来るそうな。 - そして、国立西洋美術館から各日先着500名様限定のクリスマスプレゼントが。
12月16日(火)~25日(木)はグリーティングカード、
12月23日(火)~ 2009年1月2日(金) は - 常設展作品を使用した絵葉書付きメモピット(両面粘着メモホルダー) 。
(館内インフォメーションにてお一人様1点限りの配布)
12月7日でハンマースホイ展は終わるのに、
集客作戦に余念がないというかサービス精神旺盛というか。
きっと釣られるんだろうな・・・。
今更2007年に観た展覧会を振り返る [アート]
松の内もあけてから昨年を振り返るのも間の抜けた話ではあるけれど。
昨年はろくに鑑賞記録をかけなかったので、記録がてら書いておきたいと思ったり。
アート系ブログを拝見していると、マイベスト10を挙げておられる方も多かったけれど、
優柔不断な自分には順位付けは無理なので、全部並べてみた。
(凄くイイ!と思った展覧会もあれど、2つのシュルレアリスム展巡回に
若冲関連盛沢山だなんて、どうやって甲乙つければよいというのか・・・。)
かなりな長文なのでご容赦をば。
2007年01月
08日:オラファー・エリアソン@新宿高島屋ルイ・ヴィトン ショーウィンドー
展覧会ではなく、ブランド店のディスプレイだけど、現代美術に疎い自分にも楽しめた。
芸術作品を使用するセンスというか資力に感嘆。
28日:地球の旅人展@東京都写真美術館
動物写真の前川貴之氏、山岳写真の菊池哲男氏、自然写真の林明輝氏、3氏合同の個展。
動物も山岳も自然も、題材としては一般的だけど、その人独自の視点・技術が強く感じられる。
どの作品も素晴らしいの一言。
28日:光と影展@東京都写真美術館
色々な作風の写真が並んでたのが真新しかったかな。
後はマン・レイの写真があったことくらいしか覚えてない。
28日:常設展@東京国立博物館
特別展を観に行く前に寄ったら、常設展だけで力尽きてしまった。
長谷川等伯の松林図屏風と横山大観の富士山(タイトル不明)が観られたので満足。
2007年02月
12日:ようこそ写真美術館へ展@東京都写真美術館
一時中断していた作品収集が再開出来たので新蔵品を公開、とのこと。
歴史的資料として価値のある作品多し。
16日:ベルギー王立美術館展@長崎県美術館
ベルギー象徴派展に続いてベルギーづいてるのが嬉しい。
チラシや展示方法等、興味深く観させて頂いた。
17日:同上
24日:悠久の美展@東京国立博物館
壷なんかの器が多かったけど、兎にも角にもデカイ。
それがことごとく酒の器ってのがなんとも。
24日:マーオリ 楽園の神々展@東京国立博物館
時間がなくて駆け足になってしまったけれど、
侵略者のやったことについて考えさせられたり。
2007年03月
03日:シュルレアリスム展@埼玉県立美術館
シュルレアリスム入門編。
国内の地方公立美術館にこれだけの質量のシュルレアリスムコレクションが
あったとは。ただただ感嘆するばかり。
04日:都路華香展@東京国立近代美術館
初めて観たが、筆致の繊細さというかなんというか、素晴らしかった。
魚の絵好きには、「水底游魚」とか堪らないものがあった。
04日:特別公開 横山大観《生々流転》@東京国立近代美術館
長い、のが凄い。
04日:柳宗理-生活のなかのデザイン-展@東京国立近代美術館
さくっと流して終わった(スミマセン)。
07日:ルネ・マグリット展@ソウル市立美術館
久々の単独展。初ソウル堪能。
17日:黒川紀章展@国立新美術館
ご本人の自信と自意識満載。無料な上にパンフまでついてくるのが太っ腹。
17日:20世紀美術探検展@国立新美術館
20世紀がテーマでマグリットが無いなんて…(モチーフにはなってたけど)。
箱が広いので混雑のストレスが軽減されたのはいいけど、規模でかすぎ。
18日:花鳥画展@大倉集古館
大観の桜をほぼ独り占め出来るなんて贅沢。
21日:動物絵画の100年展(前期)@府中市美術館
巡回しないのが勿体無い程の好企画。品揃えが素晴らしかった。
24日:グレゴリー・コルベール展@森アーツセンターギャラリー
商業主義の臭いが強いけど、写真の中の世界は素晴らしかった。
紙にプリントアウトしたことによって画質が味わい深く、静謐さを増す感じ。
2007年04月
08日:澁澤龍彦-幻想美術館展@埼玉県立近代美術館
まるで玉手箱。ボリュームすごくて観るのに時間かかって大変だった。
でもそれが澁澤龍彦の世界の広さ・深さだということにはしみじみ感じ入るばかり。
15日:動物絵画の100年展(後期)@府中市美術館
前期があまりにも素晴らしかったので、つい後期も。
とても楽しめたので、おまけ記事まで書く気合の入れ様だった。
17日:レオナルド・ダ・ヴィンチ展(第2会場)@東京国立博物館
理数系はとんと疎いので会場を一回りするにとどまったけど、
それすら凄い人ごみの中で一苦労。ヴィンチ先生、偉大過ぎ。
20日:レオナルド・ダ・ヴィンチ展(第1会場)@東京国立博物館
観る迄は右斜めから観なくては等々、色々考えてたのに、
作品を前にしたらそんなのすっとんでしまった。
並びなおせると知らなかったのが残念。やはり現地で観たい。
21日:日本美術が笑う展@森美術館
テーマが新鮮だった。若冲なんかがあったのが嬉しい。
21日:笑い展@森美術館
すみません、現代美術はわからんのです。
30日:ダリ展@サントリーミュージアム[天保山]
東京でやってた別口は混んでるからと避けたのに、人の溢れるGWに行ってしまった。
でも流石ダリ。楽しさ満載。
2007年05月
03日:エリオット・アーウィット展@CHANEL NEXUS HALL
味わいがあって人気があるのもわかるけど、はまれなかった。
行くのが遅すぎて、無料配布の図録が貰えなかったのが悔しい。
04日:ほほえみ美術館@龍泉寺
ガラスも何もなしで肉眼で間近に応挙や若冲が観られる有難さ!
なのにわんこの数を把握出来なかった自分の目の節穴さ加減に落ち込み。
12日:澁澤龍彦の驚異の部屋展@ギャラリーТОМ
澁澤氏といえば、ダークな世界が似合いそうなのに、
さわやかな展示空間だったのが意外。でも違和感が無くて新鮮だった。
25日:シュルレアリスム展@岡崎市美術博物館
一度訪れてみたかった美術館。
観せ方の上手さには脱帽。魅せられました。
26日:ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展@大阪市立美術館
北斎の「龍」「虎」、120年ぶりの再会の謳い文句に釣られて出かけて、
浮世絵の良さに開眼。北斎ブルーも素晴らしいが、広重最高。
これまた盛り上がって珍しく追加記事を書いたりした。
27日:ベルギー王立美術館展@国立国際美術館
関連イベントは多かったのに、ギャラリートーク等の
担当学芸員さんのお話が聴ける機会がなかったのが残念。
長期に渡って日本に滞在してくれた作品達も見納めで感慨深し。
28日:若冲展@相国寺承天閣美術館
「釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」といわれて見逃せませんて。
でもこの為に作られたという展示室が、一望出来なかったのが残念。
(部屋が狭いのか自分の視野が狭いのか…。)
が、上記以外の作品(掛軸、襖絵)がこれまた出色で素晴らし過ぎだった。
2007年06月
09日:シュルレアリスム展と美術展@宇都宮美術館
「大家族」を持つ美術館だけあって、シュルレアリスム展ながら
マグリットを前面に押し出した印象だったので、ファンは浮かれまくり。
21日:グレゴリー・コルベール ashes and show 展@ノマディック美術館(お台場)
作品もだけど、それ以上に建物が印象的。バラック的な外見と打って変わった内部の静けさ。
長編の映像は長過ぎた感じ。
24日:チョコレート展@21_21 DESIGN SIGHT
ものすごくインパクトがあるというのでもないけど、観せ方がなかなか楽しい。
24日:ヤン・アルテュス=ベルトラン写真展-空から見た地球-@FUJiFILM SQUARE
空撮で綺麗な写真というのは、妙にそそられるのは何故だろう。
30日:シュルレアリスム展@山梨県立美術館
ハンス・アルプの「植物のトルソ」の展示にノックアウトされ、
今まで興味なかった彫刻(というかアルプ)に開眼。
2007年07月
12日:プラハ国立美術館展@Bunkamura ザ・ミュージアム
模造品ばかりで不満な人も多かった様だけど、その時代のレベルの高さ
(模造するものも、されるものも)を示すものだと考えると、興味深い展示だったと思う。
横浜展のチラシが欲しかった…。
28日:シュルレアリスム展@宮崎県立美術館
岡崎と宮崎の両学芸員さんのお話が伺えて一粒で二度美味しい、とても楽しい展覧会だった。
29日:同上
2007年08月
03日アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌展@東京国立近代美術館
味わいのある感じの写真なのに何故かあまりぴんとこず。
逆に絵が印象に残ったり。
03日:アンリ・ミショー展 ひとのかたち@東京国立近代美術館
ベルギー生まれの人なのに、あまり良さをわからぬままにさくっと観終わってしまった自分が悲しい。
18日:水と生きる展@サントリー美術館
応挙の「青楓瀑布図」目当てに行ったけど、ガラスの工芸品の美しさにもうっとり。
ガラスはライティングでがらっと表情が変わるのが印象的。
18日:ルドンの黒展@Bunkamura ザ・ミュージアム
色彩の華やかさも売りのルドンを、敢えて黒の作品に絞ったところが、ルドン好きにはツボな展示。
展示ラストにカラーをもってくるというのは成程だけど、もう一工夫欲しかったかも。
24日:パルマ展@国立西洋美術館
中世の絵画とかさほど興味ないのだけど、ポスターのデザインも結構好みだし
評判もいいしで行ってみたらば。
スケドーニの「キリストの墓の前のマリアたち」の色彩の前には言葉も無かった。
他にも目を引くもの数多で、買うつもりのなかった図録まで買ってしまった。
24日:第13回 秘蔵の名品 アートコレクション展@ホテルオークラ東京 アスコットホール
こういう機会でないと観れないものあるから行ってみようかと思って気軽に行ったら、
なんとマグリットが。
びっくりすると同時に嬉しかったけど、問合せへの対応がなってないのにはがっかり。
24日:花鳥礼賛展@泉屋博古館 分館
目白押しの目白(@若冲)がかわいい。
25日:広重が描いた日本の風景展@神奈川県立歴史博物館
前期も観たかった、と思う程広重づくし(※個展だからあたりまえなんだけど)。
図録が薄くてコンパクトでお手頃価格なのも嬉しい。
25日:京都五山 禅の文化展@東京国立博物館
相国寺とくれば若冲かと期待したら、展示されてなくて肩透かしだったけど、
前日に花鳥礼賛展で狩野養信(晴川院)の「鳴鶴図」を観たばかりだったので、
お手本となった文正の「鳴鶴図」が観られたのは嬉しかった。
2007年09月
02日:シュルレアリスム展と美術展@豊田市美術館
シュルレアリスムの展覧会なのに、マグリットばかりに目が行っていたことを反省。
この展覧会の企画意図を考えるよい機会を頂いた。
05日:金刀比羅宮 書院の美展@東京藝術大学大学美術館
ただ展示するだけではなく和室を再現する等、工夫が凝らされた展示。
うっかり複製も本物だと思い込んだのは、自分の眼力の無さか、Canonの技術の見事さか。
05日:歌川広重《名所江戸百景》のすべて展@東京藝術大学大学美術館
描かれた風景の詳細な解説が親切。混んでたけど、やっぱり堪能。広重堪らん。
08日:若冲とその時代展@千葉市美術館
こじんまりとした企画だったけど、なかなかどうして充実の品揃え。
若冲や蘆雪をゆったり観られるなんて、なんて贅沢なことか。
08日:都市のフランス 自然のイギリス展@千葉市美術館
結構ボリュームがあって疲れる程だったけど、ロセッティが観れたのと、
グランヴィルの作品が予想外に多かったのが嬉しい。
22日:仙崖・センガイ・SENGAI展@出光美術館
仙崖を発掘・蒐集した出光さんの眼力を尊敬。
昔の日本にこんなにユーモアセンスに溢れたお坊さんがいたとは…。魅力堪能。
22日:牧進展@日本橋三越
大きいサイズのチケットの鯉につられて行ってみた。
なかなか独創的でよかった。
30日:新潟市の美術館・博物館展@新潟市美術館
新潟市の美術館・博物館から所蔵品を持ち寄るという企画。
ざっくりしてるけど、試みとして面白いかも。
30日:常設展@新潟市美術館
目当てはこちら。マグリットの「博学な樹」堪能。
2007年10月
07日:シュルレアリスム展と美術展@横浜美術館
やはり会場が変わると雰囲気が変わる。(具体的にどうと表現出来ないのだけど。)
スライドレクチャーは、学芸員さんの独自の解釈などが聴けて興味深かった。
08日:川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展@兵庫県立美術館
時間がなくてかっとばしたら、20分もかからなくてびっくり。でもちゃんと名品は揃ってた。
が、ミュージアムショップで図録買ったらついてくる特典が、展示室で買った場合はもらえない、
ってどういう差別ですか。
08日:シュルレアリスム展@姫路市立美術館
国内版シュルレアリスム展最終地が姫路というのは、ベルギー好きには感慨深い。
もっと時間をかけてゆっくり観たかった。
20日:関東の文人画展(菜蟲譜・前期)@佐野市立吉澤記念美術館
若冲目当てに行ったけど、全体的にこじんまりして観やすかった。
菜蟲譜前半は、若冲らしい様なそうでも無い様な、でもやっぱりいい。
柄にもなく、体験コーナーなんかやってみたり。
21日:安齋重男「私写録」展@新国立美術館
沢山のアートの現場に立ち会ってるのがすごいな、と感心。
額に入れずに写真をピンナップの如く貼りまくった展示方法も新鮮でよかった。
でも、作品リストは有料でいいから一まとめにしてて欲しかった。
年代毎に集めるのに手間かかる・・・。
21日:シュルレアリスム展と美術展@横浜美術館(講演会のみ)
新国立美術館とハシゴで時間がなかったので講演会のみ。
オブジェの捉え方等、難しくも興味深いお話。
質疑応答の「Q:シュルレアリストに共通の性格は?」「A:頑固者」はナイスでした、鈴木先生!
25日:フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展@国立新美術館
オペラグラス持っていったのに、思う様に青を堪能出来ず。
フェルメール以外にも興味深い作品あり。楽器の展示方法も新鮮だった。
26日:大徳川展@東京国立博物館
豪華絢爛。権力と富の集中には気が遠くなりそうだった。
茶道の心得が無い者をもひきつける茶器の素晴らしさを味わった。
27日:関東の文人画展(菜蟲譜・後期)@佐野市立吉澤記念美術館
前半を観た時とは打って変わって、若冲の画力に頭がくらくらした。
展示替えの時期を考慮しなくて観損ねた作品(魚の絵)があったのが残念。
27日:牧歌舞伎展@葛生伝承館
無料で小さな展示スペースだけど、何気に浮世絵が展示してあったのにびっくり。
得した気分に。
2007年11月
11日:シュルレアリスム展と美術展@横浜美術館
芸人とに~さんによる独創的なトークイベントに参加。
オリジナルな視点を持てるセンスは羨ましい限り。
17日:川瀬巴水展@大田区立郷土博物館
丁寧でボリュームたっぷりの展示が無料の驚き。
巴水の魅力全開で、前期を見逃したことを激しく後悔。
17日:Great Ukiyo-e Masters 展@渋谷区立松濤美術館
北斎や広重の有名作品堪能。
23日:美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶ モダン・アートの楽しみ方 展@長崎県美術館
ブルーナと、現代美術の両方が楽しめる。
後者がちょっとあっさりしてたかもしれないけど、子供向けに好企画だったと思う。
28日:フィラデルフィア美術館展@東京都美術館
代表作粒ぞろい。○○美術館展、の好例。出来るものならリピートしたかった。
28日:東松照明展@東京都写真美術館
何故かいつも程のインパクトを感じず。でも“らしさ”を感じる写真は勿論健在。
29日:ムンク展@国立西洋美術館
「装飾性」に注目したという切り口が斬新な好企画。
でも自分はまだまだ展示意図を汲み取れてないなあと反省したり。
2007年12月
06日:鳥獣戯画がやってきた!展
流石国宝。観るべし。ぶっちゃけた作品まで展示してるのがスゴかった。
09日:シュルレアリスム展と美術展@横浜美術館
もう1つのシュルレアリスム展も見納め。
企画展を、常設展のリトグラフと写真、ライブラリの書籍特集という、
全館挙げての総合企画だったのが印象的。
16日:ミュージアムシアター「聖徳太子絵伝」@東京国立博物館
顔を近づけてもわかるかどうかという詳細描写を鮮明にアップで、
しかも解説つきで観れるのは有難い限り。
16日:特集陳列・親と子のギャラリー 版でつくる@東京国立博物館
ここにも巴水が。制作過程を、版と映像で辿れるのが有難い。
版の重ねの細かさには舌を巻くばかり。
22日:秋の彩り展@山種美術館
移転の噂を聞いて、その前にと行ってきた。
こじんまりとした企画室で展示数も少ないけど見応えあり。
横長の東山魁夷の「秋彩」を縦に切り取ったポスター、うまいな、と感心。
こうしてみると70件以上、ということは、一月あたり6件前後で月週一ペースか。
意外と結構観てるもんなんだなぁ。
とはいえ、あちこちで開催された浮世絵関連展覧会等、見逃したものも沢山。
とりわけ、鈴木理策:熊野、雪、桜 展@東京都写真美術館や、
狩野永徳 展@京都国立博物館を観ることが出来なかったのは無念でならない。
それにしても、書いた記事が20件前後というのが微妙。
しかも大半シュルレアリスム展なんで、思ったより書いてる様で全然書いてない。打率3割弱。
今年は頑張りたい・・・(が、既に3つ鑑賞済也)。
最後までお読み下さった方に感謝。
国立西洋美術館でクリスマス@2007 [アート]
国立西洋美術館からお客さんにクリスマスプレゼント配布中!
何かというと、ブリューゲル・息子の「鳥罠のある冬景色」の
オリジナルクリスマスカード!
インフォメーション脇でムンク展に向かうお客さんに
手渡しで配ってたのが、贈り物ぽくて好感度高し。
裏面はこんな感じ↓
この画像だと白くて文字も小さくてわかりづらいけど、
左半分は無地で、右半分は数ヶ国語の「メリークリスマス」の文字が
枠の様に中央の Season's Greetings 2007 の文字を囲むデザイン。
これがまた丁寧に封筒入り↓
(これも白くて更にわかり辛いですね・・・すみません。)
しかもウルビーノのヴィーナスのフリーカード(裏面に割引券付)まで
おまけに同封されてたり。
こちらのカードは展示室出口のアンケートやチラシがあるコーナーに
単独で置いてあって、来年1月6日迄配布されてるそうだけど、
それもセットにしてしっかり宣伝も忘れないあたり、なかなか細かい。
先着2500名だとカードだけでなくハーブティーもついてた様だけど、
もうこのカードがもらえればそれで充分嬉しい。感激。
いやー、粋なことやってくれるなあ。感謝。
ちなみに、ブリューゲルのクリスマスカードの配布は12月24日迄。
(締切目前・・・。)
その他、国立西洋美術館でのクリスマス関連イベント情報はこちらのサイトをどうぞ↓
http://www.nmwa.go.jp/jp/event/christmas-program.html
そして昨年も
クリスマスイルミネーションの様子なども少々。
ツリーもあり。(去年は無かった様な?)
↓
庭と同じ青にしないあたりは計算してるのか、
ライトアップしたら地獄の門にまた映えて。
庭全体はこんな感じ↓
近寄って撮ったのは、去年とかぶるのでちょっとだけ↓
やっぱり青は綺麗だ・・・。
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※ 国立西洋美術館ではなく、ご近所の東京国立博物館にて、
クリスマスは関係ないけどやはり24日迄と最終日間近ですが、版画体験出来ます。
浮世絵は難しすぎたけど、唐紙で葉書作るのは、単純作業なのにむちゃくちゃ楽しいです。
お勧めです。
詳細は東博のサイトでどうぞ↓
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B06&processId=00&event_id=4825
Museum X'mas in 国立西洋美術館 [アート]
国立西洋美術館にて1/8まで実施中(16~22時)のガーデン・イルミネーション。
http://www.nmwa.go.jp/jp/files/news/museumxmas.pdf
かなりシンプル、全景をどうやってもうまく撮れないので、寄ってみた。
意外と面白いかも?
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今回もアルバムに載っけました↓
http://pht.so-net.ne.jp/photo/magrittian/albums/39690
再び、“EYE SEE YOU” by オラファー・エリアソン [アート]
銀座近辺ハシゴしたなら、表参道のも観てみたいけど、
年末はばたばたしてるから無理かと思ったら、観ることが出来た。
その前日夜に通りがかった松屋銀座店にて、飽きもせず再度撮影。
「光」は夜に引き立つと改めて実感。
そして、朝の表参道店にて。
「光」は夜の方が映えるかとも思ったけど、
明るい日差しの中で変化する色彩もまた乙なものだった。
ちなみにこちら↓のクリスマスイルミネーション、明るい日の下で見ると、
なんの変哲もないものに見える・・・(すみません)。
それが夜輝くのであれば、変化が見事だともいえるのかもしれない。
(夜は見てないのでなんともいえないのだけれども。)
それに対して、オラファー・エリアソンの作品は、昼も夜も違った表情で
楽しませてくれてしまう。
実際、他の人のブログの写真を拝見していても多様だし、
自分で撮ったものすら表情が異なる。
こんな一見明快な作品、写真に撮っても同じ様なものばかりに
なるのではと思ったら、とんでもなかった。
・・・オラファー・エリアソンて、凄い。
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懲りずにまた、アルバムの方にも写真を載せました↓
http://pht.so-net.ne.jp/photo/magrittian/albums/39597
“EYE SEE YOU” by オラファー・エリアソン [アート]
ファンという程でもないわりに、現代美術には疎い自分がなんだか気になっているのが、
オラファー・エリアソン。
(光と影の織り成すコントラストが好きなもので。
でも、光の魔術師と呼ばれるインゴ・マウラーの展覧会はなぜかサボってしまってたり・・・。)
去年原美術館での展覧会(生で観るよりも、webサイトに掲載されていた写真の方が
印象に残っていたり・・・?)と
今年銀座のギャラリー小柳での展示(陶酔する迄に至らずとも興味深い)に引き続き、
クリスマスのルイ・ヴィトン各店のショーウインドーを飾る、“EYE SEE YOU”。
http://www.louisvuitton.com/web/flash/index.jsp;jsessionid=0MRA2DV5EHGSOCRBXUDVAFYKEG4RAUPU?buy=0&langue=ja_JP
実は銀座には別の用で行っていたのに、振り返れば結果的に
銀座近辺のルイ・ヴィトン梯子がメインだったかの如く、3軒廻ってた。
つか、ルイ・ヴィトンなんて初めて足を踏み入れた。
自分の様な下々の者がお邪魔していいんですか、みたいな。
いや、ドア開けて一歩中に入って、ドアマンのお兄さんに案内状
(でっかい絵葉書みたいなの)を頂いただけなんだけども。
商品なんて恐れ多くて見もしなかったんだけど、
そんな相手にも丁寧な対応のお兄さん。流石一流どころ。
■■ 銀座並木通り店にて ■■
■■ 松屋銀座店にて ■■
※ TOPの写真も、松屋銀座店にて撮影。
■■ 日本橋高島屋にて ■■
撮影日は11/25なんだけど、クリスマスイベントなのでおそらくまだやっている筈、
ということで、時期を逃す前に記事をupしてみました。
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今回はアルバムの方をメインにして写真載せてます↓
是非ご覧下さいませ。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/magrittian/albums/38794