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「聖血の行列」@ブルージュ [白墺旅行・2005]

10時オープンにも関わらず、王立美術館到着が11時で出発が12時過ぎ。
古代部門と近代部門あわせて相当なボリュームを誇るこの美術館の
滞在時間が1時間強など、あるまじき行為である。(でも観るべきものは観た。)

お昼ご飯など食べている暇はないので、中央駅構内でフリッツを買う。
実は付け合せ以外でフリッツ買うの初めて。
あまりの発音の悪さに指差ししてやっと注文完了・・・。(悲しい・・・。)
早速ほかほかを・・・といきたいところだが、ブルージュ行きの列車内で食す。
フリッツだけだと味がないくらい淡白なのに、マヨネーズをつけると
これがまた絶妙にあう。もの凄く美味!とまではいかなくとも、なかなかいけた。
が、フリッツのみなのに完食ならず・・・(ボリュームが・・・)。


7年ぶり(長っ!)のブルージュなのに日帰りとは勿体無い限りだけど、
ラッキーなことにベルギー滞在が「聖血の行列」がある日にあたっていたので、
折角ならばと足を運んだ次第。

日本のお祭りなんかだと場所取りやらなんやらで大変なので、
果たして開始直前に行って見物場所を確保出来るのかどうか心配だったし、
有料席のチケットなんて買い方もわからないし買う暇も無いけれど、
兎にも角にも行ってみた。
ら、結構簡単に救世主大聖堂前の沿道の柵裏GET。

ちなみに「聖血の行列」とは、フランドル伯が十字軍遠征の際に
キリストの「聖血」を持ちかえったとされるエピソードにちなみ、
「聖血」と共にブルージュの町をパレードするお祭りで、
キリスト昇天祭の日に行われる。
(この日はベルギーの祝祭日なので、鉄道もウィークエンド料金でお得だった。)

聖堂前を最初の行列が通ったのが15時15分過ぎ、
最後の行列が通り過ぎたのが16時半過ぎだったので、
1時間半程立ち見だったわけだけど、観ていて飽きないのでそんなに苦にならず。

山車や仮装で、キリスト教のエピソードが時系列に展開されていく。
近くの貴賓席らしきものの前では寸劇も披露されていた。


かわいらしくて、ほほえましい。



やはりキリスト教には羊が欠かせない?



駱駝も登場。やはり聖地あたりでの乗り物は駱駝?



結構立派な山車。普段どうしてるんだろう。都度、作成→解体なんだろうか。



ずーっと十字架背負ってパレードなんだろうか。大変そうだ・・・。



お馬さんの落としモノ後始末中。
役割がそれ専門なのかどうか不明だけど、おどけた様子が楽しい。
言葉がわからずとも、笑いのツボは同じなんだと思えて結構嬉しい。



この「聖血の行列」、歴史も宗教もろくに知らないのに、この行列が中世から連綿と
受け継がれてきたのかと思うと妙にしみじみ感じ入ってしまった。

「聖血の行列」について、詳しくはこちらをどうぞ↓
・ベルギー観光局ブログ
http://www.belgium-travel.jp/bweblog/archives/2006/03/post_83.html
・公式サイト
http://www.holyblood.com/NL/00.asp


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いっぷく

「聖血の行列」がある日にあたってラッキーでしたね。
なかなか目ざしては行けないですね。
やはり、それぞれの衣装も様になっていますね。
現実に見たいものです。ブルージュは町も美しいですからね。
by いっぷく (2006-09-01 01:44) 

m25

ええ、たまたまその時期に当たってラッキーでした。
他にもこの季節ならではのイベントを堪能しましたが、
その分、175周年のイベントを逃したりもしたので、
なかなかバランスとるのが難しいとも思いました。
by m25 (2006-09-04 23:09) 

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