「シュルレアリスムと写真 痙攣する美」展@東京都写真美術館 [展覧会@マグリット]
「シュルレアリスムと写真 痙攣する美」展
会場 :東京都写真美術館 3階展示室
会期 :2008年3月15日(土)~5月6日(火・祝)
開館時間 :10時~18時(木・金~20時)
休館日 :月曜日(5/5は開館)
2つのシュルレアリスム展が開催されて
シュルレアリスム三昧だった一年がようやく終わったと一息ついた頃に、
今度は写真に的を絞ったシュルレアリスムの展覧会が
東京都写真美術館で開催中。
「写真とシュルレアリスムの関係に注目した国内初の大規模展」
とのことで、写真美術館所蔵のものを中心に、出品数は約200点。
マグリットは、所蔵品から1点(タイトル不詳/1935年)のみの出品。
その他、モーリス・タバールの「≪目・海≫マグリットへのオマージュ(多重露光)」
というタイトルの作品(ツァイト・フォト・サロン蔵/1938年)もあり。
AVANTGARDE VOL.5特別号 シュルレアリスム特集
- 作者:
- 出版社/メーカー: INTERARTE編集部
- 発売日: 2008/03
- メディア: ムック
残念ながらマグリットの作品は未掲載だけど、
↑のアートマガジンに、出品作品が多数掲載されている。
また、担当学芸員さんによる原稿や、
東京都写真美術館館長と巖谷國士氏へのインタビュー等が
掲載されているので、予習にどうぞ。
一般書店での扱いは少なさそうで、大規模書店か通販で入手可能。
amazonが品切れの場合、こちらでも購入可能。
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281682069
このサイト上では一冊定価:1,680円となっているけど、
書店での購入価格は2,415円。
定期購読するなら安くなる、ということなのだろうか?
この展覧会、すごいことにシンポジウムや講演会が目白押し。
しかもスケジュールがびっしり。
楽しみだけど、頭から煙が出そうでちょっと心配・・・。
【フロアレクチャー】
■担当学芸員による展示解説
期日: 会期中の第2・第4金曜日14時~
※展覧会チケット持参で会場入口に集合
【連続記念講演会「写真とシュルレアリスム」】
講師: 巖谷 國士教授(明治学院大学)
会場: 東京都写真美術館1階アトリエ
定員: 70名
■プログラム
・1日目: 2008年4月26日(土)
14時~ 第1部: マン・レイとオブジェの発見
16時~ 第2部: ナジャ、パリ、痙攣的な美
・2日目: 2008年4月27日(日)
14時~ 第3部: 1930年代のシュルレアリスム
16時~ 第4部: 旅、超現実、日々の魔術
※展覧会チケット半券持参で参加可能。
※開催当日10時より、1階受付にて整理券配布(先着順)。
【関連シンポジウム「シュルレアリスムの宇宙」 】
期日: 2008年4月20(日)
司会: 神保京子氏(東京都写真美術館学芸員)
会場: 東京都写真美術館1階ホール
定員: 190名
■プログラム
・第1部: シュルレアリスム美術をどう語るか
14時~ 鈴木 雅雄教授(早稲田大学)
14時半~ 林 道郎教授(上智大学)
15時~ ディスカッション
・第2部: シュルレアリスムと複製文化
16時~ 塚原 史教授(早稲田大学)
16時半~ 千葉 文夫教授(早稲田大学)
17時~ ディスカッション
※展覧会チケット半券持参で参加可能。
※開催当日10時より、1階受付にて整理券配布(先着順)。
現在もシュルレアリスムの時代の中にまだいるのだろうか。
まだ可能性があるように見えるし、これからもシュルレアリスム
なアーティストが生まれてくる気がします。
by いっぷく (2008-04-05 10:41)
>いっぷくさん
実は、シュルレアリスムはわからなくても惹かれるのに、
現代美術はさっぱりわからなくてほとんど興味がわかないんです。
何が違うのか・・・。
今の時代ならではのシュルレアリスム、前世紀とはまた違った味わいがあるものになるんでしょうか。
同じ匂いを持つものに出あえたら、どんな風に感じるんだろう、と
想像してみますが、なかなか思いつきません。
by m25 (2008-04-07 23:34)