左官 挾土秀平 『土と水陽』展@Bunkamura Gallery [展覧会@日本美術]
閉館間際の空いた時間を狙って、「語りかける風景」展を観に行こうと渋谷のBunkamuraへ。
地下1階のザ・ミュージアムに行く前に、取り敢えずまあ駆け足で覗いとこうかと軽い気持ちで
1階のGalleryに足を踏み入れたらば、ザ・ミュージアムに辿り着けなかった。
鏝絵という言葉を目にしたことはあれど、こういう形で目の前に現れるとは。
筆ではなく鏝による、左官の挾土秀平氏の作品展。
KIRINの「白水」というむぎ焼酎のCMに出てたりする程有名な方なのに、
テレビ見ない&ビール党なもので、恥ずかしながら今回初めてお名前を知った。
・KIRINサイト http://www.kirin.co.jp/brands/sw/hakusui/index.html
左官 挾土秀平 『土と水陽』展
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/100603hasado/index.html
【会場】 Bunkamura Gallery
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 TEL:03-3477-9174
【会期】 2010年6月3日(木)~6月13日(日) 10~19時半 (最終日は17時迄)
・・・渋い。渋すぎる。ご本人も作品も。
土、植物、石と、左官業にとっては切ってもきれない身近な素材を使った作品は、
その色肌の雰囲気がめちゃめちゃ自分にどストライクだった。
そしてまた、作品の脇に掲示してある、ご本人が紡いだ言葉の数々。
なんと、作品からイメージした世界を言葉に表わすのではなく、
言葉が先で、言葉からイメージされる世界を作品で表現するのだそう。
ご本人は「いかれた言葉」なんて仰ってたけど、凄くストイックな感じがした。
会場は3分割されており、最初はKIRINコーナー。
※会場内の撮影は許可を頂いています。
写真には写っていないけれども、正面にこれも作品?!と
驚く意外なものも展示されている。それは、浴槽(たぶん・・・)。
作品というか、本当に商品化してるんだろうか。
勿体無くて使えない様な。
真ん中のコーナーは、「青と琥珀」というタイトルのストーリー仕立て。
土の色合いのあたたかさにも惹きつけられるのだけれど、
ぱっと一目観た瞬間に惹きつけられたのは、月。
なんという描写、なんという味わい。
「青と琥珀」の言葉は、ご本人のブログに掲載。
http://blog.syuhei.jp/?eid=118122#sequel
奥のコーナーは、まさに土を感じる作品が並ぶ。
その手前の通路に、これまでの仕事写真が。
実際に足を運んでみたくなるものばかり。
この部屋だけ、露出設定をミスしてしまい、赤くなってしまった。
色のよさが伝わらず、忸怩たる思い。
(実際の作品の美しさは、Bunkamura Galleryのサイトでご覧頂けます。)
本来は会場内撮影不可だけど、この記憶を残しておきたくて
ご本人にお願いして許可を頂いて撮影したのに、
こんな失敗をして本当に申し訳ありません。
結局1時間位、「ほうけてる」と言われる程に堪能して、帰り際に↓の著書を買ってサインを頂いた。
・・・字も素敵過ぎる。
たいがい展覧会をじっくり観た後は気疲れするのに、
珍しくテンション上がった状態で家路に着いた。
(パネルの奥の茶色い物体が浴槽。)
地下1階のザ・ミュージアムに行く前に、取り敢えずまあ駆け足で覗いとこうかと軽い気持ちで
1階のGalleryに足を踏み入れたらば、ザ・ミュージアムに辿り着けなかった。
鏝絵という言葉を目にしたことはあれど、こういう形で目の前に現れるとは。
筆ではなく鏝による、左官の挾土秀平氏の作品展。
KIRINの「白水」というむぎ焼酎のCMに出てたりする程有名な方なのに、
テレビ見ない&ビール党なもので、恥ずかしながら今回初めてお名前を知った。
・KIRINサイト http://www.kirin.co.jp/brands/sw/hakusui/index.html
左官 挾土秀平 『土と水陽』展
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/100603hasado/index.html
【会場】 Bunkamura Gallery
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 TEL:03-3477-9174
【会期】 2010年6月3日(木)~6月13日(日) 10~19時半 (最終日は17時迄)
※入場無料
DM×2↓
・・・渋い。渋すぎる。ご本人も作品も。
土、植物、石と、左官業にとっては切ってもきれない身近な素材を使った作品は、
その色肌の雰囲気がめちゃめちゃ自分にどストライクだった。
そしてまた、作品の脇に掲示してある、ご本人が紡いだ言葉の数々。
なんと、作品からイメージした世界を言葉に表わすのではなく、
言葉が先で、言葉からイメージされる世界を作品で表現するのだそう。
ご本人は「いかれた言葉」なんて仰ってたけど、凄くストイックな感じがした。
会場は3分割されており、最初はKIRINコーナー。
※会場内の撮影は許可を頂いています。
写真には写っていないけれども、正面にこれも作品?!と
驚く意外なものも展示されている。それは、浴槽(たぶん・・・)。
作品というか、本当に商品化してるんだろうか。
勿体無くて使えない様な。
真ん中のコーナーは、「青と琥珀」というタイトルのストーリー仕立て。
土の色合いのあたたかさにも惹きつけられるのだけれど、
ぱっと一目観た瞬間に惹きつけられたのは、月。
なんという描写、なんという味わい。
「青と琥珀」の言葉は、ご本人のブログに掲載。
http://blog.syuhei.jp/?eid=118122#sequel
奥のコーナーは、まさに土を感じる作品が並ぶ。
その手前の通路に、これまでの仕事写真が。
実際に足を運んでみたくなるものばかり。
この部屋だけ、露出設定をミスしてしまい、赤くなってしまった。
色のよさが伝わらず、忸怩たる思い。
(実際の作品の美しさは、Bunkamura Galleryのサイトでご覧頂けます。)
本来は会場内撮影不可だけど、この記憶を残しておきたくて
ご本人にお願いして許可を頂いて撮影したのに、
こんな失敗をして本当に申し訳ありません。
結局1時間位、「ほうけてる」と言われる程に堪能して、帰り際に↓の著書を買ってサインを頂いた。
・・・字も素敵過ぎる。
- 作者: 挟土 秀平
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2008/09/27
- メディア: 単行本
たいがい展覧会をじっくり観た後は気疲れするのに、
珍しくテンション上がった状態で家路に着いた。
(パネルの奥の茶色い物体が浴槽。)
タグ:挾土秀平 土と水陽
彼の仕事ぶりをどこかのTV番組で見たことあります。
試行錯誤をしながらこだわりの壁塗り作業だったような。
型破りのアーティストだとその時思ったこと思い出します。
by いっぷく (2010-07-25 19:23)
>いっぷくさん
技術とアートの一体化って凄いです。
いっぷくさんなら同じアーティストの目線で感じるものもあるんでしょうね。
by m25 (2010-07-29 03:14)