「動物絵画の100年」展・おまけ [展覧会@日本美術]
もうおんなじ展覧会のねたは終わっていいだろ、というかくどいだろ、と思いつつ・・・。
≪長澤蘆雪≫
の、
なんともいえない
「若竹に蛙図」
とか、
ざっと刷いた甲羅に対してつぶらな瞳が印象的な
「亀図」
←部分
とか、画像貼ってなかったよな・・・とか思って・・・というのは言い訳で。
猿と蜂の組合せがどうしたとか、
北斎の鯉は体が透けて水草が見えてるとか、
菅井梅関の「昇竜図」は、龍が何気にかわいいとか、
芦雪の襖絵、屏風図が他にもあったとか、
今回の日記書いても、こんだけ書き足りなかったりするんだけど、
これだけはやっておきたかったしょーもないねたが。
≪菅井梅関≫
「鵞鳥図」
気に入ったわけではないのに、妙に目がいくのは
ヘタウマなのかインパクトが強いのか
(てきとーそうなゆるい線だけど、
何気に水面下の水かきまで描き込んでたり)
≪東東洋≫
「柳に黒白図」
黒と白の対比なのにコントラストがゆる~い為に
気づかなそうなこの絵とか・・・。
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⇒ 関西テレビのハチエモン・・・に似てるとか思うのは自分だけですか。そーですか。
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「動物絵画の100年」展
会場: 府中市美術館 @東京都
会期: 2007年3月17日(土)~同年4月22日(日)
http://www.art.city.fuchu.tokyo.jp/01_Kikakuten/H18/Doubutsu/doubutu.htm
終わっちゃいました・・・。
鳥の絵って結構観察していないと難しい。
小鳥は動きが激しくなかなかじっとしていないし
それほどおかしな動きも無かったりしますが、
大型の鳥、特に水鳥なんか観察していると知らなかった動きを
たくさんします、そんなわけで、公園で一日中白鳥、カモなどを見ていると
いろいろな格好をします。白鳥なんか毛繕いに時間をたっぷりかけるし
絵を描くのに観察がいかに大事かわかります。でないと不自然だしね。
そこで今回記事の鳥たち、良く見ると描き手はそうとう鳥を知っていると見ました。
by いっぷく (2007-04-28 20:11)
>いっぷくさん
そんな観察の賜物だとは全然意識せずに観てました。
ラフに描いた様に見えても・・・適当に描いたわけではないんですね。
画家の労力にちゃんと敬意を払わないといけないですね。
ためになるお話、有難うございました。
by m25 (2007-04-28 22:31)